矯正装置の種類

    痛みを減らすための工夫

    矯正装置の種類1

    セルフライゲーションブラケット装置(クリッピー)
    従来のブラケットより歯が早く動き、かつ痛みが少ないといわれています。

    クリッピーは、歯をひっぱるワイヤーと、歯に固定するブラケットとの摩擦が少ない、体に優しい矯正装置です。

    <クリッピーの特徴>
    ● 摩擦が少ないセルフライゲーションブラケット
    ● 治療期間が短縮し、治療中の痛みが軽減
    ● 目立ちにくいセラミック製のブラケットもご用意しています

     

    目立たない装置~白い装置・裏側からの装置・透明な装置

    【セラミック】

    矯正装置の種類2

    目立たない矯正装置をお探しなら、セラミックがオススメです。従来の矯正装置と異なり、この装置には半透明のブラケットが使用されています。ホワイトのワイヤーを使用すれば、さらに目立ちません。

    また、ワイヤーとブラケットの摩擦抵抗が少なく設計されているため、歯が動きやすく、矯正治療中の痛みも軽減されるといわれています。

    <目立たない矯正の特徴>
    ● 目立たない / 半透明と白い装置を使用いたします

     

    【リンガル矯正】

    矯正装置の種類3

    リンガル矯正歯科とは、歯の表からではなく裏側から装置をつけて行う矯正歯科治療のことです。

    歯の表から装置を つけるものと比べると、見た目を気にせず治療を行えます。
    見た目を気にしないということは、患者さまの人目に関するストレスが軽減されます。なかには、「家族でさえ装置に気づかなかった」という患者さまもいるほどです。

    <リンガル矯正の特徴 >
    ● 他人の視線を気にしなくてもよい / 人前で話す機会の多い職業の方や、容姿が気になる女性の方にとっては一番のメリットです。
    ● ストレスが軽減できる / 見た目を気にして大きな口で笑えないといった治療中のストレスがほとんどありません。矯正歯科治療中も治療後も、素敵な笑顔でいられます。
    ● むし歯になりにくい / リンガル矯正装置は歯の内側にある為、常に唾液で湿った状態です。唾液には口の中を中性にする働きと、歯垢を歯にくっつけないという働きがあります。このため、通常の矯正装置よりも比較的むし歯になりにくいと言われています。
    ● 歯が後ろに下がりやすい / 舌側からの矯正は、動きにくい奥歯を固定源とすることで、前歯をたくさん下げることができます。また、舌を突き出す癖のある人は前歯が下がりにくいことが あったのですが、リンガル矯正装置がその癖も直してくれるので、一石二鳥の効果があります。

     

    マウスピース型矯正(歯科)装置(インビザライン)

    矯正装置の種類3

    マウスピース型矯正(歯科)装置(インビザライン)は、透明なマウスピース型の矯正装置です。患者さまひとりひとりにカスタムオーダーで製造することで、正しい噛み合わせを得ることができます。

    また、食事の際やブラッシング時に取り外し可能なため、お口の健康を維持することができます。また、矯正装置を付けていることで生じる不快感も軽減されます。

    <マウスピース型矯正(歯科)装置(インビザライン)の特徴 >
    ● 目立たない / 透明感があり、装着していても目立ちません
    ● 清潔 / 食事や清掃時に自分で取り外しが可能なため、楽にブラッシングができる
    ●より快適に / 一人ひとりに会ったオーダーメイドの矯正装置により、矯正装置の装着による不快感が軽減されます。また、金属アレルギーの方にも安心してお使いいただけます。

    ※インビザラインは薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

     

    歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療(インプラント矯正)~短期間で綺麗な歯並びに

    【歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療(インプラント矯正)とは? 】
    小さなスクリュー(小さなインプラント)を歯ぐきに入れ、これを引っ張る土台(固定源)にして歯を動かす治療方法です。

    今までの方法と違い、24時間休みなく歯を引っ張り続けるので、治療期間が短くなります。また、より精度の高い治療結果を得ることもできます。患者さまの負担が少ない治療方法であるため、近年注目されている治療方法のひとつといえるでしょう。

    <歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療(インプラント矯正)の特徴>
    ● 痛みがほとんどなく、安全で確実な治療が行えます
    ● 難しい不正咬合(良くない噛み合わせ)の治療も可能です
    ● より精度の高い治療結果が期待できます
    ● 治療期間が短縮されます
    ● ヘッドギアなどの面倒な装置をつける必要がありません

    【作業の手順】
    <スクリューの植立>
    麻酔の後、歯ぐきなどに小さなスクリューを入れます。1本入れるのに約30秒~1分程度しかかかりません。麻酔を行いますので、痛みもほとんどありません。

    <スクリューの安定>
    スクリューが安定するのを待ちます。すぐに安定する場合もありますし、少し時間を要する場合もあります。その間にスクリューがゆるむなど、違和感があれば先生に連絡してください。

    <移動開始>
    スクリューを土台にして、ゴムやスプリングをかけて歯の移動を開始します。

    <スクリューの除去>
    スクリュー除去の時期には個人差があります。スクリューを逆回しして外し、ほとんど痛みはありません。スクリューが入っていた穴はすぐにふさがります。

    <治療期間>
    噛み合わせの度合いによって、1~3年程度かけて正しい歯並びにしていきます。
    この間、定期的に来院していただきます。

    ※治療期間中にスクリューがゆるむことがあります。その場合は再度新しいスクリューを入れなおします。

    【スクリューお手入れの注意】
    ● スクリュー周囲は、柔らかい歯ブラシで軽くこすってください。清潔を保つことが大切です。
    ● スクリューがゆるみましたら、先生に連絡してください。
    ● 不安になればいつでもスクリューを外せますのでご安心ください。
    ● 電動ハブラシは、スクリュー周囲には使わないでください。

     

    歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)~未就学児の受け口治療に

    ムーシールド1歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)とは、3歳くらいからの受け口の治療に対応できる矯正装置です。取り外しができるマウスピース型の矯正装置で、寝ている間に使用するだけで受け口を改善できます。

    「子どもの受け口は自然に治る」と考えている方もいらっしゃいますが、残念ながらごく一部しか治りません。この歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)を使用することにより、受け口であれば、永久歯が生えるまで待つことなく、未就学児の治療をすることが可能になりました。

    歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)の装着前
    2009年9月16日 3歳3か月
    ムーシールド2

    歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)の装着後
    2009年12月4日 3歳5か月
    ムーシールド3

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