失敗の多くは判断ミスに起因します
矯正治療を専門に40年携わってきましたので、「矯正治療における多くのトラブル」のページで記載しましたトラブル以外にもまだまだ沢山の矯正治療におけるトラブルを知っています。全てを挙げればキリがありません。
では矯正治療を失敗させないために、一番大切なことは一体何でしょうか。
診断ミスをしないこと。
これに尽きます。診断ミスをすれば当然結果は伴いません。
では矯正治療における診断ミスとは何か。
多くは矯正に関する専門性に乏しい歯科医師による軽々とした診断であったり、矯正を専門にしている医師でも経験不足による治療法の選択ミスや、無理に患者さんの要望を叶えようとした結果の失敗などがあがります。
例えば、Aさんの矯正治療を進めるには「どうしても抜歯した矯正治療をすべき。」と診断したが、Aさんが絶対歯は抜きたくないと言っている。だから非抜歯治療を選択した。結果、様々な問題が起きてしまった。これも診断ミスと言えるでしょう。 殆どの矯正治療は、相応に高額な費用が掛かります。 (※保険適用ケースの場合は保険適用内での費用となります。)
また場合によっては「何年」といった短くない年月も要します。そうした患者さんの費用、期間の投資を失敗させるわけにはいきません。
私達、新井矯正歯科医院では、患者さんの要望を踏まえた上で、安易に診断せず、悪いところやリスクを常に明確に伝えるように努めています。
患者さんの未来が明るくなるように、歯並びの綺麗さだけでなく、機能性(=噛み合わせ)・審美性を考えた適切な治療を選択し、一緒に治療を進めていくことを大切にしています。